取組み内容

2004年に開設された情報コミュニケーション学部は、明治大学の女子教育を担ってきた戦前の専門部女子部、戦後の短期大学の伝統を引き継いで、当初よりジェンダー研究の推進を、学部の理念のひとつとして掲げてきました。

社会的、文化的に形成された性をめぐるイメージや役割である「ジェンダー」の問題を中心に、さらに多様な生き方を実現する社会の理想としての「ダイバーシティ」と、私たちの「私らしさ」を築き上げるために重要な要素である「社会的承認」を手がかりに、公正な社会実現のための双方向コミュニケーションのあり方を追求することは、情報コミュニケーション学の重要な課題のひとつです。2010年4月に情報コミュニケーション学部の付属機関としてジェンダーセンターが設置されて以降、国内外と連携してシンポジウム・特別講演会・学生向けイベント等を実施しています。

前年度までの取組みについてはこちら

ジェンダーセンター長 牛尾 奈緒美(情報コミュニケーション学部教授)
2022年5月25日 上映会『映画「道草」』
2022年6月22日 特別講義・講演会『相模原事件をどう乗り越えるのかー「内なる優生思想」と決別するために』
2022年7月9日 共催『「LGBTQ勉強会」って何やるの?〜演劇・映像制作の現場から考える』
2022年11月7日 特別講義・講演会『社会的コンフリクトとしての持続可能性』
2022年11月17日 特別講義・講演会『企業トップの考えるダイバーシティ・マネジメント』
2022年12月1日 定例研究会『セクシュアル・ヘルスから捉えるジェンダー・セクシュアリティの多様性と不平等——30年の直接支援の現場から』
2022年12月13日 シンポジウム『アイドルから考える「フェムテック」—若年女性の健康管理とそのテクノロジー化をめぐって—』