取組み内容
2023年4月からリニューアルした環境法(法学部3,4年生むけ講義)では、法学部で学んできたあらゆる法学の知見を、現実の社会問題につなげて考えていくためのトレーニングを行っています。
環境法が目指す環境公益の実現は、一つの立場からでは実現できません。政府、企業、消費者、市民など、いろいろな立場の人たちが話し合って目指すべき目標を設定し、それぞれの役割を果たして問題解決につなげなければなりません。そのための政策手法として、規制の仕組みだけでなく、情報提供を進めていくことで、それぞれのアクターの行動を変容させることも行っています。
そのため、講義では、単なる「環境保護」だけではないSDGsの目標とターゲットを確認し、企業の社会的責任についても学び、また、政策課題を対象としたディベートにも取り組んでいます。