取組み内容
2023年度から新たに「グローバルイシュー(各論)」がスタートしました。この講義では毎回国際協力機構(JICA)等の第一線で国際協力に取り組む実務者をお招きし、グローバルなイシューにどう取り組んでいるか、紹介していただいています。
本講義ではオンライン講義の強みを最大限に活かしており、実務者がアフリカや大洋州など、海外から登場することも。さらに、学生はランダムに4人組となり、実務者から出される様々な「お題」について対話を重ね、サステナビリティについて理解を深めたり、新しいアイディアを生み出したりしています。
本講義は「キャンパスも学部も違う」学生同士が偶然に出会い、対話を通じて、「解」を共創するデザインとなっています。これについて、受講者からは「他学部の方と話すと自分にはなかった視点や考えを得ることが出来た。」、「様々な学部学年の人たちと対話をしたことで、沢山の尊敬できる人たちに出会うことができた。」等のコメントがありました。
国際協力の現場では、実務者達が文化等の違いに留意しながら、日々様々な人々と対話を重ね、課題の解決に取り組んでいます。
本講義を通じて、受講者がグローバルな課題と自身の接点を見出すとともに、実務者からグローバルな物の見方を学ぶことで、VUCA(ブーカ)と呼ばれる、目まぐるしく変転する予測困難な状況をタフに生き抜くヒントを掴んでもらえたらと思っています。