取組み内容
2023年9月27日、28日に、情報コミュニケーション学部の島田剛ゼミの学生たちは、お茶の水ソラシティで明治大学SDGsコーヒーのドリップパックを販売しました。このコーヒーはミカフェート(株)のご協力をいただいて商品開発したもの。
このコーヒーの特徴は、ただの美味しいだけではなく、“Taste(味)”と“Value(価値)”という二つの要素にこだわりました。
“Taste”は、選び抜かれたスペシャルティ・コーヒーとしての高い品質を指します。それは、生産国での丁寧な管理や、欠点の少ないコーヒー豆を使用することから生まれるものです。情熱とこだわりを持って作られた個性豊かなコーヒーから、それぞれの人が「とっておきのコーヒー」を見つけ、コーヒータイムを楽しんでいただきたいというのが学生たちの第一の願いです。
そして、“Value”。多くの人がコーヒーを選ぶ際に「価格や味」を重視しますが、学生たちはそれに加え、「個性」と「品質に見合った価格」という新しい価値観を提案しています。学生たちは様々な産地の豆をセレクトしました。ここには、いろんなコーヒー豆の「個性」を知ってほしいという思いが込められています。また、コーヒー生産農家の課題の一つとして「貧困」が挙げられます。貧困という問題を抱えながらも情熱とこだわりを持って作られたコーヒーには、適切な対価が支払われるべきであると考えています。このニつの基準がこれからの日々のコーヒー選びの基準になること。これが学生たちの第二の願いです。
十人十色という言葉があるように、コーヒーにも苦みや酸味といった個性があります。その味の個性には、様々な課題を抱えた生産者の個性も反映されています。学生たちは、「いいものにはいい値段を」が当たり前になり、それぞれのコーヒー豆の個性を楽しみ、日々のコーヒータイムをより良いものにしていただきたいと考えて商品の開発・販売を行いました。
なお、今後、オンライン(https://jimbocho-coffee.com)での販売をする予定で、現在、準備中です。