取組み内容

商学部教員が多様な領域に関わるSDGsについて、マネジメント、アカウンティング、ファイナンスなどの社会科学のみならず自然科学を含む、それぞれの専門分野の立場から研究を行っています。この共同研究は、2017年に始まり、2018年には明治大学社会科学研究所の総合研究に採択されました。その研究成果の一部は、2021年に同文舘出版より『これがSDGs』として出版しました。これをテキストとして、2022年度より3年間、SDGsをテーマに「商学研究入門」の授業を分担授業の形で行いました。また、共同研究に参加している教員の中には、「特別テーマ実践科目」の中で、「SDGs調理科学」と題して、代替肉の研究を行い、具体的なメニューを提案しているものもいます。また、総合学際演習で、埼玉県小鹿野町における学習地域社会を創造する試みを行っている教員もいます。商学専門演習の中で、ゼミの卒業生を交えた勉強会を行い、SDGsをテーマに取り上げたものもいます。2025年1月には、中小企業がSDGsにどのように取り組むべきかをテーマに討論を行いました。

写真① 商学研究入門のテキストとして使っている『これがSDGs』です。
写真② 培養肉を使った調理した油揚げを使ったロールカツ風のものです。
写真③ 
2025年1月に卒業生を交えた勉強会でケース討論を行っている様子です。