取組み内容
2004年に開設された情報コミュニケーション学部は、明治大学の女子教育を担ってきた戦前の専門部女子部、戦後の短期大学の伝統を引き継いで、当初よりジェンダー研究の推進を、学部の理念のひとつとして掲げてきました。
社会的、文化的に形成された性をめぐるイメージや役割である「ジェンダー」の問題を中心に、さらに多様な生き方を実現する社会の理想としての「ダイバーシティ」と、私たちの「私らしさ」を築き上げるために重要な要素である「社会的承認」を手がかりに、公正な社会実現のための双方向コミュニケーションのあり方を追求することは、情報コミュニケーション学の重要な課題のひとつです。2010年4月に情報コミュニケーション学部の付属機関としてジェンダーセンターが設置されて以降、国内外と連携してシンポジウム・特別講演会・学生向けイベント等を実施しています。