10月16日は世界の食料問題について考える日として国連が制定した「世界食料デー」です。この世界食料デーに、ビッグイシューが始めた「夜のパン屋さん」にご協力いただき明治大学情報コミュニケーション学部の島田剛ゼミの学生たちが「1/3のパン屋さん」を開店します。ここで販売されるパンは、閉店時間が迫るパン屋さんから売れ残ってしまいそうな商品を仕入れたものです。ご協力いただくパン屋さんはどこも評判の人気店です。いろいろなお店の商品をお値打ち価格で味比べできます。ぜひ、この機会にご賞味いただくとともに、フードロスの削減にご協力いただければ幸いです。

●開催日時: 2021年10月16日(土)17:30より開店(※売り切れた時点で閉店)
●販売場所: 明治大学グローバルフロント前(地図はこちらからご覧ください)

店名の「1/3」について                                                                                       
この取り組みは「フードロスの削減」が目的の1つになっています。世界全体では年間13億トンの食べ物が捨てられていると言われています。これは、世界で1年間に生産される食料の“3分の1”にあたる量です。
また、日本では「3分の1ルール」がフードロスの一因となっています。3分の1ルールとは、生産から賞味期限までの最初の3分の1までの期間に小売店舗に納品するという商習慣です。この3分の1の期間内に納品できなかった商品は賞味期限まで日数があるにも関わらず、廃棄されてしまう場合があります。
このように、フードロスの背景には“3分の1問題”があります。今回の取り組みを通じて廃棄されてしまう3分の1の食品を少しでも減らしたい。また、3分の1ルールなどの問題について考えるきっかけになりたい。そうした想いで店舗名を「1/3のパン屋さん」としました。

関連リンク https://jimbocho-coffee.com/archives/818

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